日別アーカイブ: 2015年8月22日

【世界陸上】【2015北京】男子やり投げ注目選手





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開幕5日目、フィールド競技決勝の男子やり投げについて見ていきます。

【日本人選手】
新井 涼平選手(24)(スズキ浜松AC)
代表回数:初出場
自己ベスト:86m83(2014.10 国体)
日本選手権:84m13(2015.6 日本陸上選手権競技大会1位)

2015年の日本選手権は大会新記録で優勝しています。
また2014年に出したの自己ベストは日本歴代2位の記録でもあります。
2014年から80m越えの好記録が並んでいますので、今大会でも
大いに期待できますね。

【記録】
・日本記録:87m60(1989.5 サンノゼ国際グランプリ 溝口和洋選手)
・世界記録:98m48(1996.5 ヤン・ゼレズニー選手(チェコ))
・前大会記録:87m17(2013.5 ビテシュラブ・ ベゼリー選手(チェコ))

日本記録は今大会代表の新井選手が生まれる前の記録ですね。
20数年ぶりの日本記録更新も期待したいですね。

【海外選手】
今季世界最高、世界歴代9位の91m39という記録を2015年6月に出している
ジュリアス・イェゴ選手(ケニア)が注目ですね。
今大会でも90m越えの投擲が見れるでしょうか。
また前大会優勝のヴィテスラフ・ヴェセリー選手(チェコ)も
2014年ヨーロッパ選手権でも2位という成績ですので、連覇なるでしょうか。
他には2014年アジア大会でアジア記録となる89m15を出している
趙慶剛(ジャオ・チンガン)選手(中国)も地元開催でどんな記録を出すか注目です。

※紹介した海外選手が今大会に出場するかは不明です。

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【世界陸上】【2015北京】男子マラソン結果





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世界陸上開幕初日の午前中に行われた最初の決勝種目、男子マラソンの結果です。

【最終結果】
・1位 2時間12分27秒 ギルメイ・ゲブレスラシエ選手(エリトリア)
・2位 2時間13分07秒 イエマネ・ツェゲイ選手(エチオピア)
・3位 2時間13分29秒 ムタイ選手(ウガンダ)

1位のゲブレスラシエ選手はまだ19歳の選手で、マラソン3回目の出場でした。
19歳で世界の頂点ということで、この先。
またエリトリア勢マラソン初の金メダルとなりました。

2位のツェゲイ選手は前大会の世界陸上モスクワ大会では8位でした。
奥さんは1500mで前大会優勝のアベバ・アレガウィ選手。
今大会では夫婦でメダルの可能性があります。

3位のムタイ選手はウガンダ勢としては去年のキプロティッチ選手に続くメダルで
世界陸上男子マラソンではウガンダ勢2つ目のメダルとなりました。

暑い気候のせいか注目されていた世界記録保持者や前大会優勝者ではない選手が
上位となる予想外の結果となりました。

【日本人選手結果】
・21位 2時間21分05秒 藤原 正和選手(自己ベスト:2時間08分12秒)
・40位 2時間32分48秒 前田 和浩選手(自己ベスト:2時間08分00秒)

8位以内で日本勢トップになればリオオリンピック代表内定でしたが
残念ながらなりませんでした。

【その他】
・今大会では市民ランナーも同時にスタートし
序盤では市民ランナーが先頭に立つという珍事が発生しました。

・途中まで独走していたツェポ・ラモネネ選手(レソト)は
2012年のロンドンオリンピックでは85位で最後のゴールとなった選手でした。
その時のタイムが2時間55分54秒で今回のタイムが2時間17分16秒で14位ということで
この勢いでメダルを取る日が来るか今後に注目ですね。

・暑さのせいか、出場67人中ゴールしたのが42人ととても過酷なレースとなりました。

【記録】
・世界記録:2時間02分57秒(2014.9 ベルリンマラソン デニス・キプルト・キメット選手(ケニア))
・日本記録:2時間06分16秒(2002.10 シカゴマラソン 高岡寿成選手)
・前大会記録:2時間09分51秒(2013.8 スティーブン・キプロティチ選手)

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