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【世界陸上】【2015北京】男子10000m結果





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大会初日、一番最初のトラック競技決勝であった男子10000mの結果です。

【最終結果】
・1位 27分01秒13 モハメド・ファラー選手(イギリス)
・2位 27分01秒76 G.K.カムウォロレ選手(ケニア)
・3位 27分02秒83 P.K.タヌイ選手(ケニア)

1位のモハメド・ファラー選手は前大会でも優勝で2連覇を成し遂げました。
また前大会と2012年ロンドンオリンピックでは5000mと10000mの二冠となっていますので
今大会の5000mの結果も気になるところです。

そして2位のG.K.カムウォロレ選手、3位のP.K.タヌイ選手に加え
4位のビダン・カロキ選手(ケニア)まで2,3,4位はケニア勢が占めるという
結果になりました。
4位のカロキ選手は日本のDeNA所属の選手です。
全日本実業団駅伝等でも活躍しています。
次の大会ではメダルを獲得してほしいですね。

【日本人選手】
・18位 28分25秒77 鎧坂 哲哉選手(自己ベスト:27.39.95)
・22位 29分50秒22 村山 謙太選手(自己ベスト:27.38.99)
・23位 30分08秒35 設楽 悠太選手(自己ベスト:27.42.71)

村山選手と設楽選手は序盤で集団から大きく遅れてしまうという
厳しいレース展開となりました。
鎧坂選手も集団後方にはつけていましたが上位にくることは
できませんでした。
3選手ともまだ未来のある若い選手ですのでこれからに期待ですね。

【その他】
・10000mという長い距離ではあるものの優勝争いは最後の100mのスパートで決まるという
最後までどうなるかわからない展開でした。

【記録】
・世界記録:26.17.53(2005.8 メモリアルヴァンダム ケネニサ・ベケレ選手(エチオピア))
・日本記録:27.35.09(2001.05 カージナル招待 高岡寿成選手)
・前大会記録:27.21.71(2013.8 モハメド・ファラー選手(イギリス))

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【世界陸上】【2015北京】男子10000m注目選手





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初日決勝種目の男子10000mについて見ていきます。
この種目では日本人選手が出ますので注目競技ですね。

【日本人選手】
村山 謙太選手(22)(旭化成)
代表回数:初出場
自己ベスト:27分39秒95(2015.5 ゴールデンゲームズinのべおか)
代表選考:28分09秒28(2015.4 第63回兵庫リレーカーニバル2位)

世界陸上への参加標準記録(27.45.00)を突破していてかつ
兵庫リレーカーニバルにて日本人1位となったため、代表に選出されました。
自己ベストのタイムは日本歴代6位の記録でもあります。
駒沢大学の選手として、箱根駅伝でも活躍していました。
6月の日本陸上競技選手権ではあまり良い記録は出ていませんが、
自己ベストを出したばっかりですし、良いコンディションで挑められれば期待できますね。

鎧坂 哲哉選手(25)(旭化成)
代表回数:初出場
自己ベスト:27分38秒99(2014.11 八王子ロングディスタンス)
代表選考:28分18秒53(2015.6 第99回日本陸上競技選手権大会1位)

村山選手と同じく、参加標準記録を突破していて
日本陸上競技選手権にて1位を獲得し、世界陸上の代表に選出されました。
自己ベストのタイムは日本歴代5位の記録でもあります。
明治大学の選手として、箱根駅伝でも活躍していました。
日本陸上競技選手権での優勝の勢いそのままに世界陸上でも活躍してほしいですね。

設楽 悠太選手(23)(Honda)
代表回数:初出場
自己ベスト:27分42秒71(2014.5 ゴールデンゲームズinのべおか)
代表選考:28分31秒32(2015.6 第99回日本陸上競技選手権大会2位)

村山選手と同じく、参加標準記録を突破していて
日本陸上競技選手権にて2位を獲得し、世界陸上の代表に選出されました。
東洋大学の選手として、箱根駅伝でも活躍していました。
同じく陸上をしている双子の兄(設楽啓太選手)より先に世界陸上への出場となりました。
2015年の全日本実業団対抗駅伝4区で区間新記録を打ち出したりと輝かしい成績が
ありますので注目ですね。

男子10000mには現役バリバリの若い選手が選出されていて楽しみですね。

【記録】
・世界記録:26分17秒53(2005.8 メモリアルヴァンダム ケネニサ・ベケレ選手(エチオピア))
・日本記録:27分35秒09(2001.05 カージナル招待 高岡寿成選手)
・前大会記録:27分21秒71(2013.8 モハメド・ファラー選手(イギリス))

【海外選手】
前回大会優勝のモハメド・ファラー選手イブラヒム・ジェイラン選手(エチオピア)は
順位は逆ですが、2011年の世界陸上テグ大会でも1、2位となっています。
今年も出場するならば、3度目の勝負はどうなるのか注目ですね。

※紹介した海外選手が今大会に出場するかは不明です。

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